蒸し暑い気候が続く東京ですが、宮城県登米市は涼しい風が吹いておりました。

田植も無事終了し、田んぼの状態は問題なく例年通り順調です。広がる田一帯は青々しく、この時期は周囲の雑草を採る作業に追われています。雑草を取るのを怠ると、「かめ虫」がたくさん発生し、苗に移ってしまう可能性が高くなります。雨の日も、風邪の日も、毎日毎日雑草を抜き、現地のスタッフは既に日に焼けていました。自然の中での作業の苛酷さを感じました。

“6月末、田が青々しく輝いてます。” の続きを読む

昨年のこの時期は田植をしておりました。しかし、今回の地震の影響により作業が遅れ、均等に水がはった田は今年の田植を今か今かと待っています。また、種付け後の稲はすくすくと育ち順調！！温かいビニールハウスをもうすぐ卒業し、田に植えられるのを待ち望んでいました。

“小満（しょうまん）：5月21日頃” の続きを読む

生産会社カレントセラー精米工場の修復も完了し、これまで通りお客様にお米をお届出来るようになりました。五月に入り、現地スタッフが朝一番で収穫した筍をご注文頂いたお客様へ届けております。宮城にもようやく春が来ました。これから夏に向け現地の新鮮なお野菜等を豊富にお届できるようスタッフが頑張ります。

　今般の東日本大震災に当たり、現地のインフラの崩壊によりお客様へのお米の配送が出来ず大変ご迷惑をお掛けしました事を深くお詫び申し上げます。

　弊社と現地生産会社カレントセラーで供給ルートの再構築に注力し、自社便にてお米を東京にストックする事に成功致しました。これにて皆様のご注文に応じお届けする事が出来ましたのでお知らせ申し上げます。

　お客様各位におかれましては、これからも引き続き当社をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。お野菜等のサービスにつきましてはご用意出来次第復活する所存でございます。

　また、登米市は福島原発から135ｋｍも離れている上、現在お届しているお米は昨年10月に収穫しました新米であり、その後玄米のまま30ｋｇ袋にて倉庫に格納しているもので放射能の心配はございません。野菜についても同様と考えております。

　今後とも当社をご愛顧頂きますよう切にお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社グロッセリー

 

啓蟄（けいちつ）：3月5日頃　啓蟄とは土の中で冬ごもりをしていたアリ、トカゲ、ヘビなど、色々な動物達が穴から出てくる頃という意味です。実際はもう少し後になりますが、この頃は木の芽も萌えだし、柳などは若葉を芽吹く時期です。

 

3月10日、宮城県登米市の風景です。現地の田んぼは雪に覆われ、昨年秋の小麦色の景色が随分懐かしく感じます。

今年の田植えの準備がこれから始まります。随時、現地視察の報告を致しますので、是非、御覧くださいますようお願い申し上げます。